2017年07月11日、システム変更に対応した内容に書き換えました。
08月13日、新バージョンのマイニングソフトに対応させ、一部の説明も改訂しました。
10月25日、一部解説を増補・改訂しました。


どうも。なかなです。

この記事では前回に紹介したMiner Gateを使ったやり方よりも簡単で手っ取り早い仮想通貨(暗号通貨)マイニングソフト、NiceHash Minerを紹介します。
うん、アイコンが胡散臭い……
NiceHash_how-it-works_medium_600
これは簡単に言うと、PCの処理能力を売るソフトです。
一番効率よく稼げる通貨を自動選択し採掘。それで得た仮想通貨をビットコインに換算して支払ってくれます。楽。
一度設定すればほっとくだけ。 

必要なのは
・ビットコインウォレット
・PC
だけというお手軽さ。 

使い方

ダウンロードと操作方法

1.NiceHashからソフトをダウンロード
現在、旧版(Legacy版,Ver1系)と最新版(Ver2系)の2つのソフトが並行して開発されています。
この記事ではどちらも解説するので好きな方を選んで下さい。
迷うなら、取り敢えず最新版をインストールし、なにか問題が起きた時に旧版を使ってみましょう。
(AMD製のグラボを使っている方は旧版を使いましょう。)
01
 →最新版

ダウンロードした実行ファイルを起動してインストールしましょう。
指示に従って完了させるとデスクトップにショートカットが出来上がるのでそれをクリックし起動させます。
すると必要ファイルのダウンロードが始まるので終わるまで放置。

 →旧版
クリックするとGitHubのページに飛びます。「NHML-1.8.1.0.zip」といったような名前の、数字がなるべく新しいファイルをダウンロードしましょう。
終わったら解凍してフォルダ内の「NiceHashMinerLegacy」を起動します。
すると必要ファイルのダウンロードが始まるので、終わるまで放置。

最新版・旧版のどちらも準備完了には少し時間がかかるのでその間にNiceHashに登録しましょう。


また、両者ともにインストール時/インストール後の起動時、ウイルス対策ソフトが反応するかもしれません。
ですが、VirusTotalで解析した所、多くの人が無害であると投票していました。
マイニングソフトはこういった誤検出がよく発生します。
なので、自己責任での行為とはなりますが除外設定をしてください
検出された時にでるダイアログをクリックすれば除外設定画面にたどり着けるはずです。
分からなければ、「使ってるウイルス対策ソフト名 除外設定」で調べれば出ると思います。
除外設定するのは、最新版ならC:\Users\[使っているアカウントの名前]\AppData\Roaming\nhm2」、旧版なら解凍したフォルダです。
ちなみに、ウイルス対策ソフトに誤検知されてファイルが削除され足りなくなっていた場合、NiceHashを再起動した時に自動で補填されます。
除外設定が終わったら取り敢えず再起動してみましょう。

……僕は大丈夫だと判断して使っていますが、万が一の場合の責任は取れません。ご了承下さい。
ウイルス対策ソフトの設定操作が分からない、もしくは不安が拭いきれないので使用を諦める、というのも賢明な判断の一つだと思います。
(そういう場合は代わりにMinerGateを試してみるのも良いかもしれません)


2.NiceHashに登録
Register on NiceHashにてサービスに登録しましょう。
外部にウォレットを持っていれば登録しないで使うことも出来ます。
どちらを使ったほうが有利になるかどうかは少し複雑(後述します)なので、念のために登録しておくことをおすすめします。


3.自分のビットコインウォレット(財布)のアドレスを確認
登録したメール・パスワードを入力しLogin to dashboard on NiceHashからログインしましょう。
「2FA key」という入力欄はなにも入れなくて大丈夫です。

ログインするとこんな画面になります。
一応、矢印で示した位置にあるNiceHashビットコインアドレスをメモしておきましょう。
キャプチャ


4.ソフトの設定をする
いよいよソフトを使っていきます。
まず、Sevice locationJapan - Tokyoに変えます。
 →最新版
右から2番目のにある「CONFIGURE」を選び、Generalタブの中のSERVICE LOCATIONを変更しましょう。
03
 →旧版
1番上の欄を変更します。見れば分かると思うので画像は省略。

――――――――
そして、肝心なのがビットコインのアドレスの入力
ここを間違えたままマイニングすると、掘った分のお金は無に吸い込まれます
詳しくは後述しますので、取り敢えず今は先程コピーしておいたNiceHashを入れておきましょう。

 →最新版
1番左にある「WALLET」を選んでアドレスを入力しましょう
 →旧版
「Bitcoin Adress」の欄に入力しましょう。

また、PCが古い場合はここでHARDWARE DETAILS(旧版ではDevice)の欄に何も表示されないことがあります。私の古いノートPCもそうなりました。
その場合、残念ですがNiceHashは使えません。MinerGateを始めとしたマイニングプールで各通貨の採掘をしましょう。


5.ベンチマークを取る
PCのスペックを測っていきます。
効率よく稼げる通貨はどれなのかを調べる工程ですね。
けっこう時間がかかる上にPCも重くなるので暫く放置しておきましょう。
どちらのソフトでも、GPUを積んでいない場合はCPUでCryptNightだけ計測してすぐ採掘に移るはず。

 →最新版
HARDWARE DETAILS」を選んだ後、「BENCHMARK ALL」を選び、「STANDARD」をクリック。
09
06
07
08
「Start mining when finished.」にチェックを入れておけば、ベンチマーク後に自動で採掘を始めてくれます。

 →旧版
「Benchmark」を選んだ後、採掘に使いたいDeviceにチェックを入れてStartを押せばOK。
Start mining after benchmarkにチェックを入れておけば、計測が終わり次第自動でマイニングを始めてくれます。
10

 
6.マイニング開始
「Start」ボタンを押せばマイニング開始。長かった……
最新版・旧版ともに、黒いウィンドウ(↓みたいなの)が出てきたら成功です!
こんなの
設定終了!
他の通貨をマイニングしたほうが効率が良さそうなときは自動で切り替えてくれます

あと、最新版は「VIEW STATS ONLINE」、旧版は「Check my stats online!をクリックすれば詳細な採掘情報が見れます。
情報はビットコインのアドレスにひも付けされているので、URLさえ分かればログインせずと外出先から採掘情報を見ることが出来ます。

外部ウォレットを作る/ 溜まったビットコインを使う・換金する

日本円と手軽に両替するためにも国内口座は必須です。
いくつかアカウントを作っておきましょう。

Zaif
国内の、独自性がある取引所です。
数多くのトークンを扱っていたり、暗号通貨XEM(NEM)の計画に関わっていたりします。
最近だとCOMSAによる日本発のICOを行っていたりと、他とは違う動きを見せる面白いところです。
アルトコインの板取引に対応しているのも特徴です。
あと、登録しただけですぐにビットコインのアドレスを貰えます。

玄人好みな風格がありますが、初心者にもおすすめできる取引所です。

coincheck
国内の、ビットコイン現物取引高が最大の取引所です。
BTC以外の対応仮想通貨(アルトコイン)が国産サービスで一番多いです
また、VANDLE CARDというデビットカードとも連携できるので、少額から実用できて便利です。
あとここはサイトもアプリも見やすくて慣れやすいのも評価できる点です。使いやすい。
おすすめ出来る取引所です。

あと、コインチェックは二段階認証を設定しておけば不正ログインによる日本円・仮想通貨被害が100万円まで保証されます。ここに限った事ではありませんが、なるべく設定しておきましょう。

bitFlyer
国内大手の取引所です。
ビットコインFXでは国内最大手であり、最近はアメリカ進出も狙っている活発な取引所です。
条件を満たすと無料でビットコインが貰える企画もやっています。
あと、ここも登録すればすぐにビットコインアドレスを貰えます。
三大メガバンクが出資しているので倒産リスクが少ないのもポイント。
安心感のある良い取引所です。

Poloniex
世界最大規模を誇る、アメリカの仮想通貨総合取引所です。
当然英語です。あと、年齢確認が無いので未成年でも使えます。
ここは沢山の対応通貨があるので、ビットコインとアルトコインの為替で資金運用を行えば儲けを増やせるかも。リスキーではありますが。
ただ、ユーザーが多すぎて少々パンク気味な様子が見られるので少し不安要素があります。

払い出し

NiceHashウォレットを使っている場合、Wallet on NiceHashから好きなアドレスに出金できます。
最低種金額は0.002BTCです。ただ、少額出金は手数料がかなり大きくなるのであまり推奨しません。

外部ウォレットを使っている場合、週に1回来る払い出し日に0.01BTC以上貯まっていると自動で出金されます。

外部ウォレットを使うかNiceHashウォレットを使うか

ウォレットによる違い
・最低出金額
外部ウォレットにて掘ると、1週間毎の払い出し日に0.01BTCに到達していた場合、自動で振り込まれます。
NiceHashウォレットにて掘ると、0.002BTC以上から手動で払い出せます。
・手数料
外部ウォレットにて掘ると、一律4%の使用量が取られます。
NiceHashウォレットにて掘ると、一律3%の使用量が取られる他、~0.25BTCまでは一律0.0005BTC・それ以上は出金額の0.2%の出金手数料が取られます。

・まとめ
この2つを計算するとこういう結論になります。

手数料を抑えて効率を重視するならNiceHashウォレットに溜め込みましょう。
0.03BTC以上貯めて出金すれば外部ウォレットよりも効率がよくなります。

ですが、0.03BTC貯めるのはかなり時間がかかります。
ゲーミングPCを用いても今の市場では数ヶ月かかってしまうでしょう。
なので、払い出しの速さと手数料のバランスを考えるなら外部ウォレットを使いましょう。

迷ってしまうなら外部ウォレットを選んでおくのが無難かなと私は思います。
そこで、取り敢えず自動出金される0.01BTCまでマイニングし、貯めるのにどのくらいの時間が必要なのか体感し把握してから改めて考えてみましょう。

あと、もし外部ウォレットを使うならソフトの設定を変えるのを忘れないようにしましょう。
記事に従って設定したなら、NiceHashウォレットでマイニングする状態になっているはずです。
(分かり辛い構成になってしまい申し訳ありません。
最初から外部ウォレットの作り方を紹介すると、この記事がなんの記事だか分からなくなってしまうのでこんな作りになってしまいました……)



その他の疑問も含め、詳しくはQ&Aをご確認下さい。

以前は外部ウォレットにてマイニングするのが基本の仕組みだったのですが、新システムにてNiceHashウォレットでのマイニングが導入され複雑化しました。
そのため記事も書き換えました。対応が少し遅れてしまい申し訳ないです。

NiceHashを用いマイニングをするデメリット

手数料が2~4%取られます
前の記事で紹介したMinerGateなら1~1.5%の手数料しか取られないので、その分は損と言えます。
(ただ、自動で立ち上がるマイニングソフトの効率はMinerGateよりかなり良く、採掘する通貨の種類も多い。
自分で効率の良いマイニングソフトを探して導入し、掘る通貨を見定め、的確に両替していくのが面倒/難しい場合はNiceHashに任せたほうが断然儲かる。)

楽さの代償と考えれば全く問題ない範囲でしょう。

終わりに

設定は少々大変ですが、準備さえ終われば放置してるだけなので非常に楽です。
ボロ儲けとまではいかないのですが、処理速度が余っている時にバックグラウンドで動かしておけば小銭稼ぎくらいにはなりそうです。

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コメント

コメント一覧

    • 1. ばんだ
    • 2017年07月25日 18:38
    • 4 記事読みました。やろうと登録シマシタガ無理なので脱会したいのですがどうすればいいのですか教えてください。コインなどは買っていませんメールとパスワード設定のみの状態です
    • 2. なかな
    • 2017年07月25日 19:57
    • 管理人です。コメント有難うございます。

      残念ながら、ウェブサイト上の操作のみで削除する方法は無いんです……
      一応、アカウントを削除しない場合の弊害はほぼ無いはずですので放置でも良いと思われます。
      メールもNiceHashで操作しなければ全くと言っていいほど届きません。

      それでも消したい場合、ログインしこちらのサポートに英語で連絡する必要があります。
      https://new.nicehash.com/support

      英語力に自信が無ければGoogle翻訳を使うことをおすすめします。
      おせっかいかもしれませんが、その際、相手に機械翻訳使用を伝える・なるべく単純な日本語を翻訳させることを心掛けると伝わりやすいです。
      コメント有難うございました。
    • 3. cochan
    • 2017年07月28日 10:38
    • つい最近はじめました、超初心者です。
      私はnicehashのwalletではなく、別のwalletを使っているのですが、そのWalletでbitcoin addressが変更されました。慌てて、Nicshash Minerに登録してあるaddessを変更された番号に変えてしまつたのですが、後で調べた所、bitcoin addressは定期的に変更されるのが普通だと書いてありました。Nicehashのベージで旧bitcoin addressを入力して調べた所、支払い日は未定になっていました。それまでのbitcoin addressで貯められていたbitcoinはどうなってしまうでしょうか?こういう場合、いつの時点でNichhashi Minerのbitcoin addressを変更するべきなのでしょうか?
      教えていただければ、幸いです。
    • 4. なかな
    • 2017年07月28日 11:16
    • ある程度知名度のあるようなまともなウォレットサービスや取引所ウォレットなら、過去のアドレスに送られた金額もしっかり反映されます。
      (保証は出来ません、申し訳ないです)

      そして、外部ウォレットだと0.01BTCまで掘っていないと支払予定日が未定になります。先月の仕様変更で厳しくなりました。
      なので、まずはそこまで掘って送金させましょう。
      そうすれば、使われているサービスのウォレットに反映されるはずです。
      NiceHashのQ&A(https://new.nicehash.com/help/can-you-change-your-btc-address)でも、払い出し分までマイニングしてから新アドレスへ切り替えることを勧めています。

      ……まぁ不安な状況ですし、念のためウォレットの運営へ過去に発行されたアドレスの扱いについて問い合わせ、確証を得てからマイニングするのが一番良いかもしれませんね。

      コメント有難うございました。
    • 5. cochan
    • 2017年07月29日 10:40
    • 教えて頂いて、ありがとうございます。
      大変参考になりました。
    • 6. 匿名
    • 2017年08月12日 21:09
    • 記事拝見させていただきました。
      NiceHashをウイルススキャンしてみたところ、11件のウイルスが検出されました。
      記事にあったウイルス検出ソフトを使ってみた結果です。
      これはどういうことでしょうか?
      やめた方が良いのでしょうか?
    • 7. なかな
    • 2017年08月12日 22:10
    • まず、申し訳ありません。
      確かにウイルスが検出されます。
      ですが一応、virustotalでスキャン後に出る分析結果画面の「投票」タブにて、多くの人が無害であると投票しています。
      なので「大丈夫だろう」と思って記事を書きました
      ですが、今見直すと文章は完全に説明不足であり、誤解を招く内容になっています。本当に申し訳ありません。該当部分を書き直します。

      ……それで、NiceHashを使うかどうかの判断ですね。
      僕は、virustotalにて無害であるという投票が多く集まっている事、ネットでもNiceHashのウイルス被害にあったという報告が見当たらない事を鑑み、誤検出だと判断して除外設定をしました。
      私は使っても大丈夫だと思います。思いますが、責任は負えません。
      大事を取って諦めるのも賢明な判断だと思います。貴方がお決め下さい。
      煮え切らない答えとなってしまい済みません。
      コメントありがとうございました。
    • 8. 匿名
    • 2017年11月13日 17:56
    • USDではなくJPYで掘っても換金することはできますか?
      最新版のUIだと通貨を選択するところがあったのですがいまいちよくわからなくて…
    • 9. なかな
    • 2017年11月15日 21:21
    • コメントありがとうございます。

      JPYを選んでも、なにも問題ありません。
      通貨を選択する機能は、掘った/掘っているビットコインが今どれくらいの価値なのかを分かりやすくするためにあります。
      どれを選んでも表示のされ方が変わるだけ、裏での採掘には影響がありません。
      安心してJPYを選んでください。
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